ルサイル・シティ
ルサイルは、ドーハの北23キロメートルに位置する未来都市です。砂漠の海岸線にゼロから建設され、2022年FIFAワールドカップの主要会場となり、カタールの野心を象徴する存在となりました。
プロジェクトの歴史
建設は2006年、38平方キロメートルの敷地で始まりました。この都市は45万人の住民を想定して設計され、住宅地区、オフィス、ショッピングセンター、マリーナ、ゴルフコースなど完全なインフラを備えています。投資額は450億ドルを超えました。
コンセプト
ルサイルは持続可能な都市として構想されています。地下の地域冷房システム、太陽光パネル、水のリサイクルなどを備えています。歩行者専用区域とライトレールが車の必要性を減らしています。建築はアラビアのモチーフと未来的なデザインを融合させています。
主な見どころ
ルサイル・スタジアムは2022年ワールドカップのメイン会場で、決勝戦の舞台となりました。収容人数8万人、デザインは伝統的なカタールの器「ファナル」から着想を得ています。大会後は多目的複合施設へと改装が進められています。
カタラ・タワーズ
橋で連結された高さ300メートルの2本の湾曲した超高層ビルは、ルサイルのランドマークです。内部にはホテル、オフィス、展望デッキがあります。その形はカタールの国の象徴である交差した剣を表しています。
プラス・ヴァンドームは、ヴェネツィア風の運河や高級ブランドのブティック、娯楽ゾーンを備えた、世界最大級のショッピングセンターのひとつです。
ウォーターフロントとマリーナ
ルサイルの遊歩道は、超高層ビルを望む湾に沿って伸びています。マリーナにはヨットが集まり、レストランは水辺のテーブルを用意しています。夜の建物のライトアップが幻想的な雰囲気を生み出します。
娯楽
ウィンター・ワンダーランドは、アイススケートリンクやジェットコースターのある遊園地です。ルサイル・ブールバードは、カフェや店が並ぶ歩行者天国です。屋外会場では定期的にフェスティバルやコンサートが開催されます。
行き方
ドーハから地下鉄(レッドラインでルサイルQNBまで)で30分、またはタクシーで行けます。都市はなお発展を続けていますが、観光インフラはすでに機能しています。途中でカタラ・カルチュラル・ビレッジの訪問と組み合わせるのも便利です。
アドバイス
夕方の訪問がおすすめです。日中は暑く、夜のルサイルはライトアップで特に見ごたえがあります。プラス・ヴァンドームは夜遅くまで営業しており、暑さからの避難場所になります。都市はまだ発展途上で、一部のエリアは工事現場のようですが、主な見どころは見学できます。
