志水島
シミズアイランド:エルニドのシュノーケリング天国
エルニドの海にはたくさんの美しい島がありますが、シュノーケリングを楽しむなら間違いなくシミズアイランドがナンバーワンです。透明度の高い海、カラフルなサンゴ礁、そして信じられないほど多様な熱帯魚たち。まるで天然の水族館に飛び込んだような体験が待っています。
シミズアイランドとは
シミズアイランド(Shimizu Island)は、エルニドの沖合約45分のところにある小さな島です。日本人の名前のようですが、これは1970年代にこの島を愛した日本人ダイバー「シミズさん」に由来すると言われています。彼がいかにこの島の水中世界に魅了されたか、実際に訪れてみれば誰もが納得するでしょう。
島自体は小さく、ビーチはほとんどありません。しかし、島の周囲に広がるサンゴ礁は見事で、エルニドでも有数のシュノーケリングポイントとして知られています。岩場の周りには様々な種類のサンゴが生息し、それを棲みかとする無数の熱帯魚が泳ぎ回っています。
アクセス方法
シミズアイランドへは、エルニドからのアイランドホッピングツアーで訪れるのが一般的です。最も人気のある「ツアーA」にはシミズアイランドが含まれており、ビッグラグーン、スモールラグーン、セブンコマンドスビーチとともに1日で巡ることができます。
ツアー料金は1,200〜1,500ペソ程度で、ランチ、シュノーケリング機材、ライフジャケットが含まれています。別途、環境税(200ペソ、10日間有効)が必要です。
シュノーケリングに時間をかけたい場合は、プライベートボートのチャーター(5,000〜8,000ペソ)がおすすめです。グループツアーでは30分〜1時間程度の滞在ですが、チャーターなら自分のペースでゆっくり楽しめます。
シュノーケリングの魅力
シミズアイランドの最大の魅力は、豊かな水中世界です。浅瀬から始まり、徐々に深くなる地形は、初心者から経験者まで誰もが楽しめる環境を提供しています。
サンゴ礁は健康で多様性に富んでいます。テーブルサンゴ、ブレインコーラル、枝サンゴなど、様々な形のサンゴが見られます。その間を泳ぐ魚たちの種類も驚くほど豊富です。ニモ(カクレクマノミ)、エンゼルフィッシュ、バタフライフィッシュ、パロットフィッシュ、モンガラカワハギなど、カラフルな魚たちが目の前を行き交います。
運が良ければ、ウミガメに出会えることもあります。シミズアイランド周辺はウミガメの生息地でもあり、静かに泳いでいると遭遇のチャンスがあります。
シュノーケリングのポイント
シミズアイランドでシュノーケリングを楽しむなら、いくつかのポイントを覚えておきましょう。まず、島の南側が最もサンゴが豊富で、魚も多いです。ボートは通常この辺りに停泊します。
岩場に沿って泳ぐと、様々な地形の変化を楽しめます。浅い場所から徐々に深い場所へ移動していくと、見られる生き物も変わってきます。
流れに注意してください。普段は穏やかですが、潮の状況によっては流れが発生することもあります。ボートから離れすぎないよう、適宜位置を確認しながら泳ぎましょう。
フィンがあるとより効率的に泳げますが、なくても十分楽しめます。ライフジャケットはツアーに含まれており、泳ぎに自信がない方でも安心してシュノーケリングを楽しめます。
訪問のベストタイミング
シミズアイランドを訪れるベストシーズンは、パラワン島の乾季にあたる11月から5月です。特に1月から4月は海況が安定し、透明度も高くなります。
雨季(6月〜10月)でも訪問は可能ですが、天候によってはツアーがキャンセルになることもあります。また、波が高くなりシュノーケリングの条件が悪くなることもあります。
1日の中では、太陽が高い位置にある午前10時から午後2時頃が最も水中が明るく、写真撮影にも最適です。ただし、この時間帯は最も混雑する時間でもあります。
水中撮影のコツ
シミズアイランドの美しい水中世界を記録するなら、GoPro等のアクションカメラや防水カメラがおすすめです。スマートフォンの防水ケースでも十分撮影可能です。
水中では赤色が失われるため、被写体に近づいて撮影するとより鮮やかな色が出ます。魚を追いかけるより、じっとしていて魚が近づいてくるのを待つ方が良い写真が撮れます。
フラッシュは使用しないでください。魚や生き物を驚かせてしまいます。自然光を活かした撮影を心がけましょう。
環境保護について
シミズアイランドの美しい海を守るために、いくつかのルールを守りましょう。まず、サンゴには絶対に触れないでください。サンゴは非常にデリケートで、触れると傷ついたり死んでしまうことがあります。
フィンでサンゴを蹴らないよう、浅い場所では特に注意してください。立ち泳ぎの際も、足元のサンゴに気をつけましょう。
魚への餌やりは禁止されています。生態系のバランスを崩す原因になります。また、日焼け止めは海洋に優しいタイプを使用するか、ラッシュガードで日焼け対策をしてください。
ゴミは絶対に海に捨てないでください。プラスチック製品は海洋生物に深刻な被害を与えます。
周辺の見どころとの組み合わせ
シミズアイランドはツアーAのハイライトの一つですが、他のスポットとの組み合わせも素晴らしいです。ビッグラグーンとスモールラグーンでは壮大な石灰岩の景観とカヤック体験、セブンコマンドスビーチではビーチでのリラックスタイムを楽しめます。
シュノーケリングをもっと楽しみたい方は、ツアーBやツアーCも検討してみてください。異なるシュノーケリングポイントを巡り、また違った海中景観を体験できます。
持ち物リスト
シミズアイランド訪問時の持ち物をリストアップします。水着とラッシュガードは日焼け防止と保温のために重要です。防水バッグには貴重品とカメラを入れましょう。
シュノーケリング機材はツアーに含まれていますが、自分のマスクとフィンを持っている方は持参することをおすすめします。フィット感が違います。
水と軽食は通常ツアーで提供されますが、追加で持参すると安心です。日焼け止め(サンゴに優しいタイプ)、サングラス、帽子も忘れずに。
まとめ
シミズアイランドは、エルニドで最も豊かな水中世界を体験できる場所です。カラフルなサンゴ礁、多様な熱帯魚、そして運が良ければウミガメとの出会いも。海の中に広がる別世界を、ぜひ自分の目で確かめてみてください。日本人の名前を持つこの島が、あなたに忘れられない思い出を与えてくれるはずです。