カスル・アル・ワタン
カスル・アル・ワタンは一般公開されているUAEの大統領宮殿です。サッカー場36面分の広さに広がる純白の建物は、アラビアの職人技、国の歴史、そして現代の統治を映し出します。現役の国家元首の公邸の内部を垣間見ることができる、貴重な機会です。
歴史と役割
この宮殿は2017年に大統領宮殿群の一部として建設されました。その名は「国家の宮殿」を意味します。ここでは公式の歓迎式典、首脳会議、国家行事が執り行われます。建物の一部は2019年から見学のために公開されています。
建築
伝統的なアラビア建築を現代的に表現しています。白い御影石と石灰岩、幾何学模様、ドーム、アーチ。すべてが左右対称で壮麗です。夜になると、ファサードは光のショーのスクリーンに変わります。
内装
高さ37メートルのドームを擁する大広間が宮殿の心臓部です。35万個のクリスタルを使ったシャンデリア。壁は黄金のアラベスク文様で装飾されています。首脳会議の間、写本図書館、各国元首への贈り物の間——どの部屋も唯一無二です。
図書館
アラブの科学、天文学、数学に関する貴重な写本や書物のコレクション。インタラクティブなスクリーンが、世界文明に対するアラブの学者たちの貢献を伝えます。アル・フワーリズミーやイブン・スィーナー(アヴィセンナ)の論文の原典も。
知の館
UAEの統治をめぐる展示——憲法、国章、首長国統一の歴史。建国の父シェイク・ザイードに関する文書も。アラブ君主制をわかりやすく現代的に紹介しています。
光のショー
毎晩、ファサードは15分間のショー「パレス・イン・モーション」のスクリーンになります。プロジェクションが交響楽に合わせてUAEの歴史と文化を物語ります。日没後に始まるので、スケジュールを確認してください。
実用情報
宮殿はシェイク・ザイード・モスクの隣にあり、合わせて訪れるのに便利です。毎日営業。ドレスコードは控えめな服装。オンラインチケットの方が安価です。見学に1.5〜2時間プラス、ショーの分の時間を見込んでおきましょう。
雰囲気と特徴
カスル・アル・ワタンは、現代アラビアの豪華さと国家のあり方をのぞく窓です。内装は期待を超えます。光のショーは夜に訪れるもう一つの理由になります。モスクで日没を眺めた後に訪れるのが最高です。