済州島
済州島2026:旅行前に知っておくべきこと
済州島に初めて行く人が抱く印象は、だいたい二つに分かれる。「思ったより都会だった」か「思ったより広かった」のどちらかだ。私は後者だった。韓国本土から飛行機で1時間、「小さな島」という先入観で来たのに、空港からホテルまでタクシーで40分かかったときは正直驚いた。
済州島は東京都の約1.5倍の面積がある。しかも中央には標高1,950mの漢拏山がそびえ、島を一周するには車で3〜4時間はかかる。「ちょっとレンタカー借りて全部見て回ろう」という軽い気持ちで来ると、初日で体力を使い果たすことになる。
2026年現在、済州島は韓国人にとっての「国内リゾート」であると同時に、日本人観光客にとっては「近くて安い海外」というポジションを確立している。成田・関空・福岡・名古屋から直行便があり、飛行時間は1時間半〜2時間程度。LCCを使えば往復2万円台で行けることも珍しくない。
ただし、「安い」というイメージだけで来ると、現地で少し戸惑うかもしれない。済州島の物価は、ここ数年でかなり上がった。特に観光地周辺のレストランやカフェは、ソウルと変わらないか、場所によってはそれ以上だ。黒豚のサムギョプサルは一人前15,000〜20,000ウォン(約1,650〜2,200円)が相場で、観光客向けの店では25,000ウォンを超えることもある。
一方で、コンビニやスーパー、地元の食堂は依然としてリーズナブルだ。GS25やCUで買う韓国ラーメンは1,500ウォン(約165円)程度だし、市場の食堂でコギグクス(豚肉麺)を食べれば8,000ウォン(約880円)でお腹いっぱいになる。
日本人旅行者に朗報:JCBカードが意外と使える
韓国旅行で心配になるのがクレジットカードの問題だが、済州島ではJCBカードがかなり普及している。大型ショッピングモール、コンビニチェーン、観光地の土産物店ではほぼ問題なく使える。ただし、小さな食堂や個人経営のカフェ、市場の屋台では現金のみというケースも多い。Visa/Mastercardも同様で、完全なキャッシュレス生活は難しい。1日あたり3〜5万ウォン(約3,300〜5,500円)程度の現金は持ち歩いた方が安心だ。
両替は空港よりも済州市内の両替所の方がレートが良い。新済州の「済州銀行」本店や、蓮洞の両替所は特に評判が良い。ただし、日本円を持っていくなら、出発前に韓国ウォンに替えておく方が楽かもしれない。空港の両替所は早朝・深夜は閉まっていることがあるし、現金がないとタクシーに乗れない状況は避けたい。
言語面では、観光地やホテルでは英語がそこそこ通じる。日本語は、正直なところあまり期待しない方がいい。10年前は日本人観光客が多かったため日本語スタッフがいる店も多かったが、コロナ禍以降は減少した。ただし、免税店や大型ホテル、日本人向けツアーがよく行く店では今でも日本語対応可能なところがある。スマホの翻訳アプリは必須。Papago(韓国製)かGoogle翻訳を入れておこう。
治安については、日本と同等かそれ以上に安全だと感じた。深夜に一人で歩いても問題ないし、タクシーのぼったくりもほとんどない(メーター制が徹底している)。女性の一人旅も多く見かけた。
済州のエリアガイド:どこに泊まる?
済州島のホテル選びは、「どこで何をしたいか」で大きく変わる。島は大きく分けて北部(済州市エリア)、南部(西帰浦エリア)、東部(城山エリア)、西部(涯月・挟才エリア)に分かれる。それぞれ特徴があるので、自分の旅行スタイルに合わせて選んでほしい。
済州市(チェジュシ):利便性重視派に
済州国際空港があるのがこのエリア。空港から車で10〜15分の範囲にホテルが集中しており、到着日・出発日の移動が楽だ。特に「新済州(シンチェジュ)」と呼ばれるエリアは、近代的なホテル、カフェ、レストラン、ショッピングモールが集まる繁華街で、夜遅くまで賑わっている。
済州市の魅力は、何といっても「便利さ」だ。バスターミナルも近く、島内各地へのアクセスが良い。コンビニ、ドラッグストア、マッサージ店など、旅行者が必要とするものは全て揃っている。東門市場という地元の市場も徒歩圏内にあり、夜市は観光客にも人気だ。
デメリットは、いわゆる「済州島らしさ」が薄いこと。ビーチやリゾート感を求めるなら、ここはベストチョイスではない。近くに咸徳ビーチがあるが、車で30分はかかる。ホテルの窓から見える景色は、普通の韓国の地方都市と大差ない。
済州市おすすめの宿泊エリア:
- 新済州・蓮洞(ヨンドン):カフェ通り、レストラン多数。若者向け。中級〜高級ホテルが多い。
- 老衡洞(ノヒョンドン):空港に最も近い。ビジネスホテル多め。早朝出発の人に便利。
- 済州市庁周辺:地元民の生活エリア。安い食堂が多い。宿泊費も比較的抑えめ。
価格帯は、ビジネスホテルクラスで1泊6〜10万ウォン(約6,600〜11,000円)、4〜5つ星ホテルで15〜25万ウォン(約16,500〜27,500円)程度。週末や韓国の連休時期は1.5〜2倍になることも。
西帰浦(ソギポ):自然とグルメを両立
島の南部に位置する西帰浦は、済州島で二番目に大きな都市だ。済州市が「便利な都会」なら、西帰浦は「自然に近い街」という位置づけ。正房瀑布は街の中心部から徒歩圏内にあり、海沿いの散策路「オルレギル」も整備されている。
西帰浦の最大の魅力は、海産物のクオリティだ。済州の海女(ヘニョ)文化の中心地であり、新鮮なアワビ、サザエ、ウニが市場で手に入る。西帰浦毎日オルレ市場は観光客向けだが、それでも刺身の鮮度は抜群。アワビ粥の有名店もこのエリアに多い。
西帰浦のもう一つの特徴は、日本統治時代の歴史が残っていること。旧市街には1930年代の建物がいくつか現存し、独特の雰囲気がある。李仲燮通りという芸術家の名前を冠したストリートには、ギャラリーやカフェが並ぶ。
デメリットとしては、空港から遠いこと(車で約1時間)、夜の娯楽が少ないこと、バスの本数が済州市ほど多くないことが挙げられる。レンタカーがあれば問題ないが、公共交通機関だけで回るには少し不便だ。
西帰浦おすすめの宿泊エリア:
- 西帰浦市街地:毎日市場、イ・ジュンソプ通り近く。食事に困らない。中級ホテル・ゲストハウス多数。
- 法還浦口(ポプァンポグ)周辺:漁港の雰囲気が味わえる。朝の魚市場が楽しい。
- 天地淵瀑布周辺:観光に便利。高級ホテルもいくつかある。
中文(チュンムン):リゾートステイ派に
「済州島でリゾートホテルに泊まりたい」という人は、迷わず中文エリアを選ぶべきだ。ここは1980年代に開発された大規模リゾートエリアで、ロッテホテル、シェラトン、ハイアットなどの国際ブランドホテルが立ち並ぶ。
中文の特徴は、ホテルの敷地内で全てが完結すること。プール、スパ、レストラン、カジノ(外国人専用)、ゴルフコースなど、ホテルから一歩も出なくても楽しめる。中文穡達ビーチはエリア内にあり、夏季にはサーフィンやSUPも楽しめる。
ただし、中文エリアは「ホテルの外」が少し物足りない。リゾートホテルが集中しているだけで、地元の商店街や市場はない。ホテルのレストランは高いし(朝食ビュッフェで4〜6万ウォン)、外に食べに行くには車が必要。コンビニすら徒歩圏内にないホテルもある。
私の正直な感想としては、中文は「カップルの記念旅行」や「家族でゆっくり」という目的には最高だが、「済州島を深く知りたい」「ローカルな体験がしたい」という人には向かない。2泊3日のうち1泊だけ中文のリゾートに泊まり、残りは済州市や西帰浦に泊まるという組み合わせもアリだと思う。
価格帯は、高級リゾートで25〜50万ウォン(約27,500〜55,000円)が相場。オフシーズン(11〜3月)は値下がりするが、それでも15万ウォンを切ることは稀だ。
城山(ソンサン):日の出を見たい人に
島の東端に位置する城山は、ユネスコ世界遺産の城山日出峰で有名なエリアだ。「日出峰」という名前の通り、ここからの日の出は済州島随一の絶景とされている。
城山に泊まる最大のメリットは、早朝の日出峰登山が楽なこと。日の出を見るには日の出時刻の1〜1.5時間前には登山を始める必要があり、済州市から車で行くと早朝4時台の出発になる。城山に泊まれば、6時に起きても間に合う。
また、城山は牛島へのフェリー乗り場がある。牛島は済州島の東に浮かぶ小さな島で、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が美しい。日帰りで行けるが、城山に前泊しておくと朝一番のフェリーに乗れる。
デメリットは、宿泊施設の選択肢が限られること。大型ホテルは少なく、ペンションやゲストハウスが中心。レストランも観光客向けの店が多く、地元の食堂は少ない。コンビニはあるが、大型スーパーはない。
私のおすすめは、城山に1泊だけして日の出と牛島を楽しみ、その後は別のエリアに移動するプラン。2泊以上すると、やることがなくなる可能性がある。
価格帯は、ペンション・ゲストハウスで5〜10万ウォン(約5,500〜11,000円)、海の見える部屋だと12〜18万ウォン程度。
涯月(エウォル)・挟才(ヒョプチェ):カフェとビーチ好きに
済州島の西側に位置するこのエリアは、ここ数年で急速に人気が高まっている。特に涯月は「済州のカフェ聖地」として知られ、海を見渡すおしゃれなカフェが点在している。Instagramで「済州カフェ」と検索すると、涯月の店がたくさんヒットするはずだ。
挟才ビーチは済州島で最も美しいビーチの一つ。エメラルドグリーンの海と白い砂浜のコントラストが絶妙で、夕日の時間帯は特に人気だ。近くの翰林公園も観光スポットとして有名。
このエリアの魅力は、「済州らしい」のんびりした雰囲気が残っていること。済州市や西帰浦に比べて開発が進んでおらず、石垣と柑橘畑が広がる田舎の風景が楽しめる。夜は静かで、星も見える。
デメリットは、交通の便が悪いこと。空港から車で40〜50分、バスだと1時間以上かかる。コンビニは点在しているが、飲食店の選択肢は限られる。夜遅くまで営業している店も少ない。レンタカーがないと不便だ。
宿泊施設は、海沿いのペンションや民泊が中心。大型ホテルは少ないが、最近は小規模なブティックホテルも増えている。価格は8〜15万ウォン(約8,800〜16,500円)程度だが、海の見える部屋は20万ウォンを超えることも。
エリア選びの早見表:
- 利便性重視・初めての済州 → 済州市
- グルメ・自然散策 → 西帰浦
- リゾートでゆっくり → 中文
- 日の出・牛島 → 城山
- カフェ巡り・ビーチ → 涯月・挟才
済州旅行のベストシーズン
「済州島に行くならいつがいい?」という質問への回答は、「何をしたいかによる」だ。ビーチでゆっくりしたいなら夏、トレッキングなら春か秋、混雑を避けたいなら冬。それぞれの季節に良さがある。
春(3月〜5月):菜の花と桜の季節
済州島の春は、本土より2〜3週間早く訪れる。3月中旬から菜の花が咲き始め、4月上旬には桜が満開になる。特に済州市の「典農路(チョンノンロ)」の桜並木は圧巻で、韓国全土から観光客が押し寄せる。
この時期の気温は15〜20度前後で、観光には最適。漢拏山のトレッキングも、暑すぎず寒すぎず快適だ。ただし、春は済州島の強風シーズンでもある。「済州の風は石垣を越える」という言葉があるほど風が強く、体感温度は気温より5度ほど低く感じる。防風ジャケットは必須。
旅行費用は、桜の時期(4月上旬)を除けば比較的リーズナブル。航空券・ホテルともに通常料金で予約できる。
夏(6月〜8月):ハイシーズン
夏は済州島の最大のハイシーズン。韓国の学校が夏休みに入る7月下旬〜8月中旬は特に混雑し、人気のビーチは芋洗い状態になる。ホテル料金は通常の1.5〜2倍、レンタカーも予約困難になる。
6月は梅雨(チャンマ)の時期で、雨の日が多い。7月中旬に梅雨明けすると、一気に暑くなる。8月の日中気温は30度を超え、湿度も高い。海水浴には最高だが、観光地巡りには体力を消耗する。
夏に済州に行くなら、平日狙いがおすすめ。週末と平日で混雑度が全く違う。また、人気ビーチ(挟才、咸徳、月汀里)は早朝に行くと比較的空いている。
気をつけたいのは台風。8月下旬〜9月にかけて台風が接近することがあり、飛行機が欠航になるケースも。旅行保険は必ず加入しておこう。
秋(9月〜11月):ベストシーズン
私が最もおすすめするのは、9月下旬〜11月。気温は15〜25度で過ごしやすく、夏の混雑も落ち着く。空気が澄んでいるため、城山日出峰からの眺望も格別だ。
10月は漢拏山の紅葉シーズン。山頂付近から始まった紅葉が徐々に麓へ下りてくる様子は、済州島ならではの光景だ。11月中旬には、島全体が柑橘の収穫シーズンを迎え、道端の直売所でミカンやハルラボンが安く買える。
秋の唯一のデメリットは、海水浴には寒いこと。9月上旬ならまだ泳げるが、それ以降は水温が下がる。ビーチ目当てなら夏の方がいい。
旅行費用は、10月の連休(韓国の秋夕)を除けば比較的安い。航空券は夏の半額程度で見つかることも。
冬(12月〜2月):穴場シーズン
「済州島って冬も行けるの?」と聞かれることがあるが、答えはYes。済州島は韓国の中では最も温暖な地域で、真冬でも日中は5〜10度程度。ソウルのマイナス10度に比べればはるかに過ごしやすい。
冬の済州島の魅力は、圧倒的な空き具合。夏には行列ができる人気レストランも、冬ならすんなり入れる。ホテル料金も底値で、高級リゾートが半額以下になることも。レンタカーも選び放題だ。
ただし、冬の済州は風が強い。北西の季節風が吹き付け、体感温度は氷点下になることも。海沿いの観光は厳しい。一方で、万丈窟などの洞窟観光や、室内施設(博物館、済州ラブランドなど)は冬でも快適に楽しめる。
漢拏山は12月〜2月に積雪があり、冬山登山の経験がないと危険。この時期に漢拏山を目指すなら、中腹までのコース(オリモクなど)にとどめておくのが賢明だ。
月別おすすめ度(5段階):
- 1月〜2月:★★☆☆☆(寒いが空いている)
- 3月:★★★☆☆(菜の花、まだ肌寒い)
- 4月:★★★★☆(桜、過ごしやすい)
- 5月:★★★★☆(新緑、GWは混雑)
- 6月:★★★☆☆(梅雨、雨が多い)
- 7月:★★★☆☆(暑い、混雑)
- 8月:★★★☆☆(海水浴、非常に混雑)
- 9月:★★★★★(ベストシーズン)
- 10月:★★★★★(ベストシーズン)
- 11月:★★★★☆(紅葉、柑橘)
- 12月:★★☆☆☆(寒いが空いている)
済州モデルコース:3日〜7日
済州島を効率よく回るモデルコースを、滞在日数別に紹介する。レンタカーがあることを前提にしているが、バスで回る場合の注意点も併記した。
3日間コース:ハイライトを押さえる
1日目:到着 → 済州市エリア
午前中に済州国際空港に到着したら、まずはレンタカーを借りよう。空港内にレンタカーカウンターがあり、手続きは30分程度。国際免許証を忘れずに。韓国は右側通行・左ハンドルだが、道幅が広く運転しやすい。
12:00〜13:00 昼食は東門市場へ。市場内の食堂で黒豚クッパ(8,000ウォン程度)か、周辺のコギグクス専門店で豚肉麺(7,000〜8,000ウォン)を。市場の2階にはフードコートもあり、いろいろ試したい人におすすめ。
14:00〜16:00 咸徳ビーチへドライブ(空港から約30分)。済州市から最も近いビーチで、透明度の高いエメラルドグリーンの海が広がる。夏なら泳ぐもよし、それ以外の季節はビーチ沿いのカフェでのんびりコーヒーを。
17:00〜18:00 ホテルにチェックイン。済州市の新済州エリアか蓮洞がおすすめ。
19:00〜21:00 夕食は黒豚サムギョプサル。新済州の「ドンムン黒豚」や「黒豚通り」周辺に専門店が多数。一人前15,000〜18,000ウォン、2人で3人前頼んで焼酎を飲んでも6万ウォン(約6,600円)程度。
2日目:東部周遊
6:00〜9:00 早起きして城山日出峰へ(済州市から車で約1時間)。日の出を見るなら日の出時刻の1時間前には到着したい。入場料5,000ウォン。往復の登山時間は約1時間。頂上からの日の出は、済州島旅行のハイライトの一つ。
9:30〜10:30 日出峰を下りたら、近くの「日出峰海女の家」でアワビ粥の朝食(12,000〜15,000ウォン)。海女さんが獲った新鮮なアワビを使った粥は、体に染みる優しい味。
11:00〜14:00 牛島へ。城山港からフェリーで15分(往復15,000ウォン)。島内は電動スクーターか電動自転車で回るのが一般的(レンタル1時間15,000〜20,000ウォン)。西浜白沙ビーチのエメラルドグリーンの海は必見。ピーナッツアイスクリーム(5,000ウォン)が名物。
15:00〜17:00 万丈窟へ(牛島から車で約40分)。世界最長クラスの溶岩洞窟で、ユネスコ世界遺産。内部は年中15度前後なので、上着を持参。往復の見学時間は約1時間。入場料4,000ウォン。
18:00〜20:00 済州市に戻り、東門市場の夜市で夕食。18時頃からオープンする屋台で、タッカンジョン(甘辛フライドチキン)、串焼き、ホットクなど食べ歩き。予算は1人15,000〜20,000ウォン程度。
3日目:南部〜空港
9:00〜11:00 西帰浦方面へ南下。正房瀑布を見学(入場料2,000ウォン、所要時間30分)。海に直接落ちる珍しい滝。その後、西帰浦毎日オルレ市場で新鮮な刺身を(時価だが、一皿20,000〜30,000ウォン程度から)。
12:00〜14:00 中文エリアの中文穡達ビーチを散策。柱状節理帯(入場料2,000ウォン)も近くにある。
14:30〜16:00 空港方面に戻りながら、涯月のカフェに立ち寄り。海を見ながらのコーヒータイム。「モンサンドエウォル」「ボムナルカフェ」などが人気。アメリカーノ6,000〜8,000ウォン。
17:00 レンタカー返却(フライトの2時間前までに)。
18:00以降 済州国際空港から帰国。
5日間コース:じっくり満喫
3日間コースに加えて、以下を追加。
4日目:漢拏山トレッキング
済州島の中央にそびえる漢拏山(標高1,950m)は、韓国最高峰。日帰りで登れるが、体力に自信がない人は中腹までのコースがおすすめ。
7:00 城板岳(ソンパナク)登山口に到着。駐車場無料。ここから山頂までの往復は約8〜9時間、標高差約1,100m。それなりにハード。
代替コースとして、オリモク登山口から御乗生岳(オルムセンアク)までの往復(約3〜4時間)がある。こちらは比較的平坦で、初心者でも楽しめる。
持ち物:水1.5リットル以上、行動食、防寒着(山頂は平地より10度低い)、雨具。登山靴推奨だが、スニーカーでも可。
16:00〜18:00 下山後、1100高地湿地(登山口近く)でススキの草原を散策。秋は特に美しい。
19:00 西帰浦に移動して宿泊。疲れた体に、サムゲタン(参鶏湯)がおすすめ。15,000〜18,000ウォン。
5日目:西部エリア
9:00〜11:00 挟才ビーチと翰林公園(入場料12,000ウォン)。ビーチは済州島随一の美しさ。翰林公園内には植物園と洞窟がある。
12:00〜13:00 近くの「挟才海女の家」で海女定食(25,000ウォン程度)。サザエ、ウニ、アワビなど海女さんが獲った新鮮な海産物が並ぶ。
14:00〜16:00 涯月海岸道路をドライブ。カフェ「春日(ボムナル)」「アンニョンモリカフェ」など、海を見渡すカフェが点在。
17:00〜19:00 涯月のペンションに宿泊。または済州市に戻る。涯月で宿泊すると、翌朝のサンセット(日の入り)が楽しめる。
19:30 涯月で夕食なら「サンバン食堂」の豚肉料理がおすすめ。済州市なら新済州の居酒屋街へ。
7日間コース:島を極める
5日間コースに加えて、以下を追加。
6日目:ディープな済州
9:00〜11:00 山房山(サンバンサン)と龍頭海岸。山房山は標高395mで、中腹に仏教寺院がある。龍頭海岸は溶岩が固まってできた奇岩が続く。
12:00〜14:00 「松岳山」周辺でランチ。かつての日本軍の軍事施設跡があり、歴史好きには興味深い。近くの「マラド行き船着き場」周辺に食堂が点在。
15:00〜17:00 済州ラブランドへ(入場料12,000ウォン)。性をテーマにしたユニークな彫刻公園。18歳未満入場禁止。賛否両論あるが、カップルには人気。
18:00〜20:00 済州市に戻り、最後のディナー。「済州の味」を堪能するなら、帯魚(タチウオ)の煮付けや、済州式の刺身定食を。
7日目:ゆっくり出発
朝はゆっくり起きて、カフェでブランチ。お土産を買うなら、空港よりも「済州特産品販売センター」(済州市庁近く)の方が安い。ハルラボン(柑橘類)、オメギ餅、馬肉ジャーキー、椿油などが定番。
バス利用の場合の注意点:
- 済州島のバスは本数が少なめ。主要路線は30分〜1時間に1本程度。
- バス情報は「Kakao Map」アプリで確認できる(韓国語のみだが、地図上で直感的にわかる)。
- バス代は距離によって1,200〜3,000ウォン程度。T-moneyカード(交通系ICカード)が使える。
- 城山、牛島、西帰浦へはバスで行けるが、涯月・挟才エリアは本数が少なく不便。
- バスだけで回るなら、済州市を拠点にして日帰りで各地を訪れるのがベスト。
済州グルメガイド
済州島は「食の島」だ。新鮮な海産物、島で育った黒豚、独自の郷土料理、そして意外なほど発達したカフェ文化。正直、食事だけを目的に済州島に来ても後悔しないと思う。
済州の食文化の特徴
済州島の食文化には、本土の韓国料理とは異なる特徴がある。島という地理的条件と、独自の歴史が影響している。
1. 海産物が主役
済州島を囲む海は、黒潮と対馬海流がぶつかる豊かな漁場。アワビ、サザエ、ウニ、伊勢海老、タチウオ、サバなど、新鮮な海産物が年中手に入る。特に済州の海女(ヘニョ)が素潜りで獲るアワビとサザエは、養殖とは比較にならない美味しさだ。
2. 豚肉文化
済州島は豚肉の消費量が韓国一。「済州黒豚」はブランド豚として全国的に有名で、その味は格別だ。黒豚は通常の白豚より脂の融点が高く、焼いても脂が落ちにくいため、ジューシーな食感が楽しめる。
3. 柑橘類の島
済州島は韓国最大のミカン産地。ハルラボン(デコポンに似た品種)、天恵香(オレンジとマンダリンの交配種)、レッドヒャンなど、様々な品種が栽培されている。ジュース、ジャム、チョコレートなど加工品も多い。
4. 素朴な味付け
済州島の伝統料理は、本土に比べて味付けがシンプル。辛さも控えめで、素材の味を活かした調理法が多い。これは島が流刑地だった歴史や、物資が限られていた環境が影響している。
食事のタイミングと予算
済州島のレストランは、11:30〜14:00がランチタイム、17:30〜21:00がディナータイム。韓国では「ブレイクタイム」という習慣があり、14:30〜17:00頃は休業する店が多い。この時間帯に食事をしたいなら、カフェかコンビニを利用することになる。
予算の目安(1人あたり):
- 朝食:コンビニなら3,000〜5,000ウォン、カフェで7,000〜12,000ウォン、食堂で8,000〜12,000ウォン
- 昼食:食堂で8,000〜15,000ウォン、レストランで15,000〜25,000ウォン
- 夕食:食堂で12,000〜20,000ウォン、黒豚などの専門店で25,000〜40,000ウォン、高級店で50,000ウォン以上
チップは不要。サービス料が含まれている店もある(主に高級店)。
エリア別おすすめグルメエリア
済州市:新済州・黒豚通り
新済州の「黒豚通り(フッドェジコリ)」は、黒豚専門店が集中するエリア。観光客向けの店も多いが、味は本物。「豚夢家(ドンモンガ)」「黒花(フッコッ)」などが有名。
済州市:東門市場
地元民の台所。生鮮食品から乾物、惣菜まで何でも揃う。2階のフードコートでは、1万ウォン程度で様々な料理が楽しめる。夜市(18時〜)は観光客に人気。
西帰浦:毎日オルレ市場
西帰浦の中心にある市場。新鮮な刺身が手頃な価格で食べられる。市場で魚を買って、隣接する食堂で調理してもらうシステム(持ち込み料別途)も。
西帰浦:オルレ海岸沿い
海沿いにはシーフードレストランが点在。観光客向けの店が多いが、景色は抜群。夕日を見ながらの食事は格別。
城山:日出峰周辺
アワビ粥の有名店が多いエリア。「日出峰海女の家」「アワビの家」など。朝食におすすめ。
涯月:カフェ村
食事というよりカフェがメイン。ブランチメニューを出す店もある。海を見ながらのパスタやサンドイッチ。
予約について
人気店は予約がベター。特に週末の黒豚店、海女定食の店は混雑する。予約はNaver予約(韓国語)か、電話(韓国語)が一般的。ホテルのコンシェルジュに頼むのも手だ。
英語や日本語での予約対応店は限られるが、最近はGoogle翻訳でのメッセージを受け付ける店も増えている。
必食!済州の名物料理
済州島に来たら絶対に食べてほしい料理を、具体的な店名と価格とともに紹介する。
黒豚(フッドェジ)サムギョプサル
済州島の代名詞とも言える料理。済州黒豚は、一般的な白豚より小型で、黒い毛が特徴。肉質はきめ細かく、脂に甘みがある。
食べ方は、厚切りの三枚肉(サムギョプサル)を炭火や鉄板で焼き、塩やサムジャン(味噌ダレ)をつけて、サンチュやゴマの葉で包んで食べる。ニンニク、唐辛子、ネギも一緒に巻き込むのが定番。
おすすめの店:
- 「豚夢家(ドンモンガ)」新済州店:黒豚サムギョプサル1人前200g 18,000ウォン。厚切りで肉の旨味が濃い。予約推奨。
- 「済州オントン黒豚」済州市:1人前17,000ウォン。地元民にも人気。
- 「西帰浦黒豚の家」西帰浦:1人前16,000ウォン。西帰浦エリアでは評判の店。
注意点:1人前は150〜200gで、2人で3〜4人前頼むのが一般的。1人1.5人前と考えればいい。焼酎(ソジュ)との相性は抜群だが、飲みすぎ注意。
コギグクス(豚肉麺)
済州の郷土料理の代表格。茹でた豚肉を薄くスライスし、あっさりとした豚骨スープに素麺を入れた料理。見た目は地味だが、滋味深い味わい。
スープは豚骨だがラーメンのように濃厚ではなく、塩と少しの醤油で味付けしたシンプルなもの。疲れた体に染みる優しい味だ。
おすすめの店:
- 「三代コギグクス」済州市:コギグクス8,000ウォン。行列ができる人気店。肉が分厚い。
- 「オルレコギグクス」西帰浦:コギグクス8,500ウォン。スープがクリアで上品。
- 「ソンイル食堂」済州市:コギグクス7,500ウォン。地元民御用達。
豚肉を別皿で追加注文して、スープに入れながら食べるのが通の食べ方。追加肉は6,000〜8,000ウォン程度。
アワビ粥(チョンボクッチュク)
済州の海女が獲る新鮮なアワビを使った粥。アワビの内臓(キモ)を一緒に煮込むため、独特の緑がかった色になる。
アワビは薄くスライスされて粥の中に入っており、コリコリとした食感と磯の香りが楽しめる。胃に優しく、朝食にぴったり。
おすすめの店:
- 「済州家(チェジュガ)」済州市:アワビ粥12,000ウォン。空港から近く、到着後の最初の食事に便利。
- 「日出峰海女の家」城山:アワビ粥15,000ウォン。城山日出峰の近く。朝食利用が多い。
- 「ミョンジン鮑粥」西帰浦:アワビ粥14,000ウォン。西帰浦エリアの老舗。
「ウニ粥(ソンゲッチュク)」も同様に人気。15,000〜18,000ウォン程度。
海鮮鍋(ヘムルタン)
エビ、カニ、貝類、タコなどをたっぷり入れた海鮮鍋。辛いスープで煮込み、最後に麺やご飯を入れて〆る。
済州版は本土のものより海産物の種類が多く、ボリューム満点。2〜3人でシェアするのが一般的。
おすすめの店:
- 「済州海鮮鍋」済州市:ヘムルタン中 50,000ウォン(2〜3人前)。具材がこれでもかと入っている。
- 「西帰浦海鮮タン」西帰浦:ヘムルタン中 55,000ウォン。伊勢海老入りは80,000ウォン〜。
その他のおすすめ料理
帯魚(カルチ)料理:タチウオの煮付けや焼き魚。済州の海で獲れるカルチは脂がのっている。カルチジョリム(煮付け)1人前15,000〜20,000ウォン。
オメギ餅:粟(アワ)を使った済州の伝統餅。餡子入りで、素朴な甘さ。土産物店で1箱10,000〜15,000ウォン。
漢拏山焼酎:済州島でしか買えないローカル焼酎。本土の焼酎よりまろやかで飲みやすい。コンビニで3,500ウォン程度。
ピーナッツアイス:牛島の名物。ピーナッツの香ばしさとミルクのコクが絶妙。牛島で5,000ウォン。
済州の裏ワザ:地元民のおすすめ
ガイドブックには載っていない、済州島をより深く楽しむためのローカルな情報を紹介する。
穴場のビーチ
有名なビーチは夏場は混雑するが、地元民が通う穴場ビーチは比較的空いている。
金寧海水浴場(キムニョン):月汀里ビーチの隣にあるが、こちらの方が空いている。地元のサーファーが集まる。
下道海水浴場(ハド):城山の北側にある小さなビーチ。観光客はほとんど来ない。夕日がきれい。
新陽海水浴場(シニャン):西帰浦の東側。シュノーケリングスポットとして地元民に人気。透明度が高い。
ローカルなカフェ
涯月のカフェは有名だが、混雑も激しい。地元民が通う静かなカフェもある。
「旧左カフェ通り」(クジャ):済州市の東側、旧左邑にあるカフェエリア。涯月ほど混んでおらず、海の眺めは同様に素晴らしい。「デルムーンドン」「旧左海岸カフェ」などがおすすめ。
「西帰浦オルレカフェ」:西帰浦の海岸沿いにある小さなカフェ。オルレ道のハイカーがよく立ち寄る。アメリカーノ4,500ウォンと、観光地価格より安い。
買い物の裏ワザ
ミカン・柑橘類:空港の土産物店より、道端の直売所が圧倒的に安い。11月〜2月がシーズンで、ハルラボン1kg 5,000〜8,000ウォン程度。「涯月」「翰林」エリアに直売所が多い。
馬肉・ジャーキー:済州は馬の産地。馬肉ジャーキーは土産の定番だが、東門市場の乾物店が空港より3〜4割安い。
化粧品:済州産の椿油やアロエを使った化粧品は人気。「イニスフリー」の済州限定パッケージは新済州のロードショップで。ただし、免税店の方が安いことも多い。
レンタカー以外の移動手段
観光タクシー:レンタカーに抵抗がある人は、観光タクシーのチャーターがおすすめ。1日8時間で15万〜20万ウォン程度。運転手が観光ガイドも兼ねてくれることが多い。ホテルのフロントで手配してもらえる。
シャトルバス:主要観光地を巡る「済州観光シャトルバス」がある。1日券25,000ウォン。本数は少ないが、レンタカーなしで回るには便利。
電動キックボード:済州市内や西帰浦市内では、シェア電動キックボード(Kickgoing、GCOOTERなど)が利用可能。アプリで解錠し、分単位で課金。短距離移動に便利だが、韓国の運転免許が必要。
地元民の行きつけ食堂
観光客向けの店は価格が高めで、味も画一的になりがち。地元民が通う食堂は、安くて美味しい。
「ソンイル食堂」済州市老衝洞:コギグクス7,500ウォン、スンデグク(豚の血入り腸詰スープ)7,000ウォン。観光客はほとんどいないが、朝から地元民で賑わう。
「済州食堂」西帰浦:定食類が8,000〜12,000ウォン。毎日変わる日替わりメニューがおすすめ。韓国語メニューのみだが、指差し注文で大丈夫。
「オルン食堂」城山:観光客向けの店が多いエリアだが、ここは地元漁師御用達。刺身定食20,000ウォンは量も質も大満足。
雨の日の過ごし方
済州島は雨が多い。特に6月の梅雨と、冬の季節風の時期は天気が崩れやすい。雨の日でも楽しめるスポットを知っておくと便利だ。
アクアプラネット済州:韓国最大級の水族館。入場料44,600ウォン(大人)。2〜3時間は楽しめる。
済州石文化公園:済州の石文化を展示する博物館。入場料5,000ウォン。屋外展示もあるが、屋内だけでも見応えがある。
オルレ市場・東門市場:雨でも屋根がある市場で食べ歩き。雨の日は逆に空いていて快適。
チムジルバン(韓国式サウナ):済州市や西帰浦にいくつかある。入場料12,000〜15,000ウォンで、サウナ、岩盤浴、仮眠室が利用可能。雨の日の時間つぶしに最適。
交通・通信情報
日本からのアクセス
済州島へは日本各地から直行便が運航している。2026年現在の主な路線は以下の通り。
- 成田〜済州:ティーウェイ航空、チェジュ航空など。週4〜7便。飛行時間約2時間15分。
- 関西〜済州:チェジュ航空、ジンエアーなど。週5〜7便。飛行時間約1時間40分。
- 福岡〜済州:チェジュ航空、エアプサンなど。週3〜5便。飛行時間約1時間15分。
- 名古屋〜済州:ティーウェイ航空など。週2〜3便。飛行時間約2時間。
LCCが中心なので、航空券は比較的安い。早めに予約すれば、片道1万円以下で見つかることも。ただし、預け荷物やフライト変更に追加料金がかかるので、トータルコストで比較すること。
繁忙期(夏休み、年末年始、韓国の連休)は料金が上がり、満席になることも。2〜3ヶ月前の予約がおすすめ。
空港から市内へ
済州国際空港は島の北部、済州市の中心部に近い。市内へのアクセスは以下の通り。
タクシー:新済州エリアまで約10〜15分、7,000〜10,000ウォン。西帰浦まで約50〜60分、45,000〜55,000ウォン。メーター制で、ぼったくりの心配はほぼない。
リムジンバス:空港〜西帰浦を結ぶ「600番バス」が便利。所要時間約80分、運賃5,500ウォン。中文リゾートを経由する。15〜20分間隔で運行。
市内バス:済州市内へは「100番」「500番」などが空港を通る。運賃1,200〜1,500ウォン。
レンタカー:空港ターミナル内にレンタカーカウンターがある。予約は事前にオンラインで済ませておくとスムーズ。国際免許証が必要(日本の免許証だけでは運転不可)。
島内の移動
レンタカー:島を効率よく回るなら、レンタカーが圧倒的に便利。1日レンタル料は軽自動車で40,000〜60,000ウォン、普通車で60,000〜100,000ウォン程度。保険込みの料金を確認すること。ガソリン代は別途。
韓国は右側通行・左ハンドル。日本人には最初戸惑うかもしれないが、道幅が広く、交通量も少ないので慣れやすい。ただし、済州市中心部は一方通行が多いので注意。
主要レンタカー会社:SKレンタカー、ロッテレンタカー、済州レンタカーなど。日本のサイト(じゃらんレンタカー、楽天トラベルなど)からも予約可能な場合がある。
路線バス:済州島のバス路線は充実しているが、本数が少なく、路線が複雑。Kakao Mapアプリでルート検索すると便利。バス代はT-moneyカード(交通系ICカード)で支払い。コンビニで購入・チャージできる。
主要路線:
- 急行バス(100番台):済州市〜西帰浦など主要区間を結ぶ。本数多め。
- 観光地循環バス:主要観光地を巡る。本数少なめ。
- 幹線バス(200〜500番台):各地域を結ぶ。
タクシー:済州島のタクシーはメーター制で安全。初乗り4,000ウォン、以降距離・時間で加算。呼び出しは「Kakao T」アプリが便利(韓国語だが、地図上で目的地を指定できる)。
深夜(0:00〜4:00)は2割増し。長距離の場合、メーターではなく事前に料金交渉することも可能。
通信環境
SIMカード:空港の通信キャリアカウンター(SKT、KT、LG U+)でプリペイドSIMを購入可能。5日間3GB程度で20,000〜30,000ウォン。パスポート提示が必要。
日本で事前に購入しておく方が安いことも多い。Amazon等で「韓国SIM」と検索すれば、5日間〜の無制限プランが1,000〜2,000円程度で見つかる。
ポケットWi-Fi:日本でレンタルして持っていく方法もある。1日500〜800円程度。複数人で使うならSIMよりコスパが良い。
フリーWi-Fi:カフェ、レストラン、ホテル、ショッピングモールでは無料Wi-Fiがほぼ使える。コンビニ(GS25、CU)にもWi-Fiがある。バスにはWi-Fiがない車両も多い。
便利なアプリ
- Kakao Map:韓国の地図アプリ。Google Mapより詳細で正確。バス・タクシーのルート検索も。韓国語だが、直感的に使える。
- Papago:韓国Naver製の翻訳アプリ。Google翻訳より韓国語の精度が高い。カメラ翻訳機能でメニューも読める。
- Kakao T:タクシー配車アプリ。韓国語だが、地図上で乗車・降車地点を指定すれば呼べる。
- Naver:韓国の検索エンジン。レストランの口コミはNaverの方がGoogleより充実。
電圧・プラグ
韓国の電圧は220V、周波数60Hz。プラグはCタイプ(丸型2ピン)。日本の電化製品をそのまま使うには変換プラグが必要。最近のスマホ充電器やノートPCは100-240V対応が多いので、プラグさえ合えば使える。
ホテルによっては日本式コンセント(Aタイプ)を備えているところもあるが、確実ではない。100円ショップや空港の売店で変換プラグを買っておくと安心。
済州はこんな人におすすめ:まとめ
済州島は、様々なタイプの旅行者におすすめできる万能な目的地だ。最後に、どんな人に済州が向いているかをまとめておく。
気軽に海外に行きたい人:日本から1.5〜2時間、LCCで往復2万円台から。週末+1日の休みで行ける「近場の海外」として最適。韓国なので文化的にも馴染みやすく、海外旅行初心者にもおすすめ。
自然が好きな人:ユネスコ世界遺産の火山島で、漢拏山トレッキング、溶岩洞窟探検、美しいビーチ、滝など自然のアトラクションが豊富。都会の喧騒を離れてリフレッシュしたい人に。
グルメな人:黒豚、新鮮な海産物、独自の郷土料理。韓国本土とは違う食文化を楽しめる。食べることが旅の目的という人は、済州に来れば間違いなく満足する。
カフェ好き:海を見渡すおしゃれカフェが点在。涯月エリアを中心に、インスタ映えするカフェが無数にある。コーヒー片手にのんびり過ごしたい人に。
カップル・ハネムーン:中文のリゾートホテル、ロマンチックな夕日、牛島の絶景。記念日旅行やハネムーンにぴったりの場所が多い。
家族旅行:ビーチ、水族館、テーマパークなど子供連れでも楽しめるスポットが充実。治安も良く、清潔なので安心。
一人旅:治安が良く、公共交通機関もそこそこ使える。一人でカフェ巡りやトレッキングを楽しむ旅行者も多い。食堂では一人客向けのメニューもある。
一方で、以下のような人には向かないかもしれない。
ナイトライフ重視:クラブやバーは済州市に少しあるが、ソウルや釜山に比べると選択肢は限られる。夜は早めに終わる島なので、夜遊びメインなら他の都市へ。
ショッピング目的:免税店とブランドショップはあるが、ソウルほどの品揃えはない。買い物が主目的なら、ソウルの方が満足度は高い。
K-POP・韓流目的:芸能関連のイベントやスポットは少ない。聖地巡礼やコンサート目的なら、ソウルへ。
済州島は、「何もしない贅沢」を楽しめる場所だ。美しい自然の中で、美味しいものを食べて、のんびり過ごす。そんなシンプルな旅を求める人には、これ以上ない目的地だと思う。
日本から近いのに、どこか異国情緒があって、それでいて居心地が良い。そんな不思議な魅力が済州島にはある。ぜひ一度、足を運んでみてほしい。
